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日常とか感想とか。 九割九分ネタバレで構成されてます。 CPトークもどっさり。
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せっかくのGX見損ねたよ!
ああ、十万愛の回・・・・・・・・・orz

そういやアナログ放送では画面両脇が変な模様になってたらしいですね。
あと二週待ってくれよ・・・!!
そうか、4月に入ったからか・・・・・・。
他の番組はどうなるんだろう。
ポケモンは何ともなかったけど、ゴッズはちょっと危ないのかしら・・・。


ほとんどゲーム用のテレビだし地デジ化にはしないつもりだったけど・・・・・・。
うーん、せっかくだしトルネでも買おうかなあ。
まあ黒宮の持ってるPS3は一番古い型だから録画とかできないんだろうけどね!HD容量的に!!





そういや昨日のポケモンは全力でムサシを応援しました。
うおぉ、勝たせてやれよ・・・・・・!!
まあ、リボンはゲットできたしよかったけどさ・・・。
ていうかアレ、リボンを人にあげるとかアリなんだ・・・。
しかし一次のパフォーマンスがネタ切れなのか普通のアピールになっちゃってちょっと残念。


あとグランドフェスティバルの予告がすごい壮大な感じでカッコ良かった。
・・・アレ?ナオシさんの声ってブルーノ?
声優の聞き分け能力には自信がないから確信はない。


やっぱDPはそろそろ終わりなのか・・・・・・。
放送スケジュール的にはあと半年くらいなんだろうか。
あれ?10月始まりだっけ、4月始まりだっけ・・・。

そういやポケモンの新作は3DDSになるのかなあ。





続きに久々の童話パラレル。人魚姫後編。
ラストだけあってものすごく長くなったよ!!\(^0^)/









崩壊する童話5題(配布元:確かに恋だった様



5.魔法が使える人魚姫(後編)
やっぱり準がお姫様だよ!





準「今から見るものを誰にも口外しないと誓えるか?」

「へ?」


いやに真剣な面持ちの人魚姫に、青年がキョトンと目を丸くします。

準「誓えると言うなら俺がこれを持っている理由を教えてやる。」

「・・・・・・・・・ああ、いいぜ。誓うよ。」


あっさり返答する青年を人魚姫は疑わしげに見つめましたが、やがて小さくため息をついて自分の足を見下ろしました。
口で言うより実際にヒレを見せた方が早いのですが、問題があります。


準「近くに絶対誰も来ないような場所はあるか?」

「ん?ここじゃまずいのかよ?」

準「ああ。できるなら水気が近くにあると所がいい。」


人気のない通路とは言え、実際にこうして清掃員が通った以上安全とは言い切れません。
それに、乾燥している上場所ではヒレが傷んでしまうのです。


「ふーん・・・・・・あるにはあるけど・・・・・・。じゃあこっち来いよ。」


多少不安を覚えながらも、人魚姫は仕方なしについて歩きました。


「ほら、ここだよ。」

準「え、おい・・・・・・!?」


青年が入った部屋に人魚姫はうろたえました。
確かに人はいないものの、とても豪華な、貴族の使うような一室です。


準「大丈夫なのか、こんなとこ入って・・・!?」

「ああ。まあ・・・VIPルームみたいなもんだよ。今は誰も入ってこない。」


悠々と部屋を横切る青年に、人魚姫が辺りを見回しながら恐る恐るついて行きます。


「ほら、ここなら大丈夫だろ?」


そう言って開けられたのは、広いバスルームでした。


「で、水が必要なんだっけ?水張った方がいいか?」

準「ああ・・・・・・いや、乾燥してなければいいから、水を撒くくらいでいい。」

「そっか。」


青年がシャワーのコックを捻ってバスルームの床を水浸しにします。


「これくらいでいーだろ?じゃあ、いい加減理由を教えてもらおうか?」

準「う・・・・・・。」


人魚姫は逡巡しながらもバスタブの縁に腰掛けました。


準「本っ当に誰にも言わないな!?」

「言わないって。」

準「ここ、本っ当に誰も来ないな!?」

「来ないって。」


人魚姫は気を静めるために大きく深呼吸した後、つつ・・・とスカートの裾をたくし上げました。
そしてその白い脚に手をかざします。
ぽんっ、と煙が立った後、現れたのは艶やかな魚のヒレでした。


準「見ての通り、俺は海に住んでいる人魚だ。それでたまたまこの指輪を拾ったんだ。」

「・・・・・・・・・・・・・・・。」


パシャパシャと床の水を弾くそのヒレを、青年がポカンと見つめます。


準「これで納得したろう?」

「・・・・・・・・・・・・・・・あ、ああ。人魚なんて初めて見たぜ・・・。」

準「ふん、まあそういうわけだからこの指輪は置いていくぞ。王子とやらに渡しておけ。」

「あー、待ってくれよ!一応本物かどうか確かめて良いか?ちょっと触るだけだからさ!」

準「何ぃ!?・・・・・・ええぃ、疑り深い奴め・・・・・・!!」


人魚姫は盛大に眉をしかめた後、渋々といった感じで青年にヒレを向けました。


「うわー、すげー・・・さっきまで足だったのに・・・・・・。」


青年が感嘆の息を漏らしながらヒレを撫で上げます。
人魚の侍女たちと違って体温の高いその手に、人魚姫は小さく息を呑みました。


準「・・・ぅ・・・・・・・・・」


なぞるようにつーっと指先を滑らせられ、ヒレが小さく跳ねます。




耐えるようにぎゅっと目をつぶる人魚姫を見上げた後、青年はするりとスカートの中に手を滑らせました。





準「っ!!!!!」





バチーン!と小気味のいい音がバスルームに響き渡ります。


「いっ・・・・・・・・てぇ~っ!!!」


ヒレで叩きつけられた青年は吹っ飛ばされてもろにシャワーから流れ落ちる水の直撃を受けていました。
人魚姫がわなわなと震えながら立ち上がります。


準「ななななな何してるんだ貴様は!!」

「いや、中はどうなってるのかと思ってさ。」

準「だからっていきなり手を突っ込むバカがいるか!貴様今までどんな教育を受けてきたんだこの変態!!まったく、これだから下賤のものは・・・・・・・・・・・・・・・」


あらん限りの罵倒の言葉を投げかけようとした人魚姫でしたが、途端に目を丸くしました。


準「・・・・・・ん?お前・・・・・・・・・・・・」


吹っ飛ばされた衝撃で帽子が外れ、青年の明るい褐色の髪が顕わになっています。
すっかり水で濡れそぼったその姿に、人魚姫は見覚えがありました。


準「・・・・・・・・・・・・お前、この間海に落っこちてきた奴じゃないか。」


そう、あの嵐の夜、人魚姫が助けた人間です。
更に言えばその後指輪を落とした張本人です。


準「ん?しかしこの指輪は王子が落としたとか何とか・・・・・・・・・・・・」


人魚姫は怒りも忘れて首を傾げました。


「あー、バレちまったかー。」


青年がシャワーを止めて濡れた髪をかき上げます。


準「な、何だ?一体何がどうなって・・・・・・」

「まあとりあえず自己紹介か。俺は遊城十代。一応この国の王子様ってヤツさ。」

準「???・・・・・・・・・・・・仮に王子だとして、何でそんなみすぼらしい格好をしている。」

十代「お、聞きたい?」

準「・・・・・・・・・まあ、一応。」

十代「それがさー、今俺んとこで許嫁問題について色々ゴタゴタが起っててさあ。」

準「そんなことはどうでもいい。」

十代「いいから聞いとけって。それでこないだ俺を助けてくれた子を許嫁に、みたいな話になりかけてたんだよ。」

準「そうか、それは良かったな。」

十代「でも俺さ、海に落ちて気を失う直前、確かに見たんだよ。人魚。」

準「・・・・・・・・・・・・・・・。」


何だか話が段々不穏な方向に進みそうになってるのを感じて、人魚姫は若干身を引きました。
が、がっしりと腕を掴まれます。


十代「そんなこと言っても誰も信じてくれないしさー。それで思い切ってうちの国宝落としてみたんだよ。俺が落ちたとこら辺で。」

準「わざと落としたのかお前この野郎!!」

十代「いやー、こんな早く持って来てくれるなんてなー。もしかして俺に会いたかったとか?」

準「なワケあるかっ!!ていうか結局何なんだ、そのみすぼらしい作業着は!!」

十代「だって、あんま偉そうなカッコしてたら逃げられるかもしれないって思ってさ。」

準「だ、誰が・・・に、逃げるかっ!」


口ではそう言いつつも、なるべく偉い人に会わないようにしていた人魚姫は目を泳がせました。


十代「ま、何にせよ実物見たら納得するだろ、親父も。」


王子様が笑って人魚姫を担ぎ上げます。


準「ちょ・・・ちょっと待て!何だ、どこに連れてく気だ!!」


人魚姫はビチビチとヒレを暴れさせました。


十代「え?親父んとこ。なーんか俺を助けてくれた子を許嫁にするって息巻いてるから。」

準「お、おお俺はただ指輪を拾っただけで、お前なんか助けてないぞ!!」

十代「さっき俺を見て”この間海に落っこちてきた奴”とか言ってたじゃん。」

準「・・・あっ。」


人魚姫がしまった、と表情を歪めます。


準「冗談じゃない!俺は帰るぞ!!」

十代「えー、でもその指輪、外れないだろ?」

準「ふん、国宝だか何だか知らんがわざと落とした物だろうが!」

十代「まあ、帰りたいなら帰っても良いけどさ。」

準「い、いいならさっさと離せ!」

十代「でもその指輪にはちょっとした呪い・・・ごほんっ、まじないがしてあってさ、一度はめたら結婚するまで外れないようになってるんだよ。」

準「今呪いって言っただろう!?ふん、なら忌々しいが一生つけてれば良いだけだ!」


人魚姫が王子様から降り、肩をいからせながらピョコピョコと出口に向かいます。
ですが、まるで見えない糸で縛られてるように前へ進むことが出来ません。


準「・・・・・・?・・・??ん?何だ?」

十代「あー、あと俺に触ったら俺が呪文唱えるまで3メートル以上離れられないっていうおまけ付き。」

準「!!!?な、ならそんなうっとうしい呪い解除してやるだけだ!」


人魚姫が指輪に向かってぶつぶつと呪文を唱えます。


準「・・・・・・・・・・・・~~~っ;」

十代「無理だってー。国一番の魔法使いに3昼夜かけて念を込めてもらったんだから。」


まるで変化のない指輪を見て、人魚姫は恨みがましげに王子様を睨みつけました。


準「うぅ・・・・・・この詐欺師!誘拐犯!人さらい!!」

十代「まー騙したのは悪かったけど、俺じゃ海中にまでいけないからそっちから来てもらうしかなかったんだよなー。・・・・・・・・・それにさ。」

準「?」


王子様が人魚姫を引き寄せます。


十代「お前、何だかんだ言っても俺のこと嫌いじゃないだろ?」

準「なっ!??」

十代「さすがにそんな呪・・・・・・まじないを勝手にかけるほど俺も鬼じゃないって。」

準「ど、どういうことだ・・・!」

十代「そのまじないはさ、無条件に発動するんじゃないんだよ。」

準「・・・・・・?じゃあどういう条件で発動するんだ。」

十代「それはさ、指輪をつけたやつが俺と離れたくない、って思ってること。」

準「!!!?う、うぅ嘘をつくな!」

十代「嘘じゃないぜ?俺のこと何とも思ってないんなら、さっき俺が触った時点で魔法が解けるようになってたんだ。」

準「っっっ!!!」

十代「・・・で?どうする?まだ何か言いたいことあるか?」

準「・・・っう・・・・・・・・・あぅ・・・・・・・・・・・・・・・」


人魚姫は口をパクパクさせました。
けれど結局何も言えないのを見て、王子様は笑いながら人魚姫を抱き上げました。


十代「まー安心しろって。この国は水も豊富だし城にはおっきいプールもあるから。」

準「何をどう安心しろって言うんだ!バカッ!!」

十代「え?淡水より海水の方がいい?じゃあ海水プールにするかあ。」

準「ま、まあ真水よりは海水の方が・・・・・・・・・いやそういう問題じゃない!!」

十代「せっかくだし魚でも放して生け簀でも作るか?そっちのが寂しくないだろ。」

準「生け簀ってまさかそれ食用じゃないだろうな!!?;ていうかオイ、床がびしょ濡れになってるぞ!」

十代「あー、いいよいいよ、ここ俺の部屋だし。」

準「貴様の部屋だったのかよ!!」


城内の人間が呆然としながら玉座の間に向かう二人を見送ります。


十代「大丈夫だって、たまには里帰りさせてやるから。」

準「海に戻ったらもうここには来ないからな俺は!!」

十代「えー・・・・・・・・・それじゃあ帰ってこなかったら泡になる呪・・・・・・まじないでも追加しないとなあ。」

準「何でそういう物騒な発想に行き着くんだ!?;」





その後、人魚姫を取り戻しに海王様が怒鳴り込んできたり、諦めたと思ったら大量の従者を送ってきて王子様と人魚姫の新婚生活を妨害したり、謎の研究機関に人魚姫が誘拐されかけたりするのはまた別のお話。




【おしまい】
 


長っ!!
とりあえず初対面の人のスカートに手を突っ込むとかうちの十代さんは自重した方がいい^p^
しかし人魚ってどうやって子供産むんだろう。
タマゴ?


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