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日常とか感想とか。 九割九分ネタバレで構成されてます。 CPトークもどっさり。
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今好きな食べ物は?って聞かれたら確実にハンバーグって答える。
それくらいなんかすごいハンバーグって気分。
チーズ乗っけたのがいいね!とろけるチーズ!!
ハンバーグ一個でご飯3杯はいける気がする。
いや流石に3杯は入らないか・・・・・・。




そういやリメイク金銀のポケモン図鑑でカビゴンと重さ比べしたらちょっと笑った。
持ってる人はぜひ試してみてね!(笑)



ていうかようやくひな祭り終わったーって一息ついたのにそろそろホワイトデーか!!
1月から3月にかけてのこのイベントラッシュ何なの・・・・・・^p^
せっかく再放送もホワイトサンダーまっただ中なことだし、今年のホワイトデーも白雷かな・・・。
去年と同じかよ!





続きに童話パラレル小話。中編。
まず海賊パラレル書けよってな!
いやー、ブログ小話・・・・・・ホントはもっとささっと書けるつもりだったんだ・・・・・・。
黒宮はもっと自分の遅筆っぷりを把握するべき。


 








崩壊する童話5題(配布元:確かに恋だった様



5.魔法が使える人魚姫(中編)
やっぱり準がお姫様だよ!





準「・・・こっちか。」

なくさないよう指にはめた指輪を人魚姫が見下ろします。
人間には見えない、小さく光る矢印が通りの向こうを指し示していました。
持ち主の居場所を示すその矢印に従って人魚姫が町の中を進みます。

準「まったく、歩きにくいったらないな。」


文句を言いつつもようやく人間の足に慣れた頃、目の前に大きな城が現れました。

準「ここか・・・・・・・・・?」

本でしか人間界を知らない人魚姫でも、それが偉い人の家だということは分かりました。
人魚姫も一応海の世界のお姫様ですから。


準「一般人でも入れるのか?」

海の世界のお姫様とはいえ、陸でその肩書きは通用しません。
遠くから門を眺めれば、武器を携えた二人の門番が警備にあたっているようです。

準「・・・・・・面倒だな。アイツらに渡すか・・・。」

落とし主はどうせこの城にいるんだろうから、指輪は門番に渡してさっさと帰ろう。
そう考えた人魚姫はスタスタと門に近付きました。



門番「何かご用ですか?」

準「この指輪を届けに来た。この城の人間が落とした物だろう?」

そう言って人魚姫が指輪を外して渡そうとします。
が、なぜか外れません。

準「?」

そんなキツい指輪じゃなかったのに妙だな・・・悪戦苦闘する人魚姫を前に、門番の二人が意味ありげに顔を見合わせ頷き合いました。


門番「失礼しました、お通りください。」

準「何?いや、俺はこれを届けに来ただけで・・・・・・」

門番「わざわざご足労頂き感謝します。」

門番「さあ、どうぞ城の中へ。」

準「おい!?」


門番たちが有無を言わさず人魚姫を門の中へ押し込みます。
人魚姫が振り向けば既に門はまた閉められてしまっていました。

準「何だというんだ一体・・・!」

ブツクサ言いながら人魚姫が城へと向かいます。
人魚姫も海では上流階級の人魚、物怖じすることなく城の中へと入っていきました。



準「しかしどうしたものか・・・・・・」

人魚姫が腕組みします。
あまり偉い人に会ってどこで拾ったかを詮索されると面倒だと人魚姫は考えました。
メイドや使用人など、あまり詮索されなさそうな低い地位の人間に押しつけるのが一番楽です。

何よりもまずは、この指輪を外さなくては・・・人魚姫が辺りを見回しました。
魔法で外した方が手っ取り早いのですが、人目についたら面倒です。
とりあえずあまり人気のなさそうな方へと人魚姫は足を運びました。





準「よし、ここなら人は来なさそうだな・・・・・・」

人の立ち入らなそうな埃っぽい通路で、人魚姫は指輪に手をかざしました。



「そこで何やってんだ?」

準「!!??」


突然の声に人魚姫が飛び上がります。
声の主は、帽子を目深に被り清掃員のような服に身を包んだ青年でした。


準「な、なな、何だ貴様・・・・・・!!」

「それはこっちのセリフ。こんな所で何してるんだ?泥棒?」

準「違う!俺はただ落とし物を届けに来ただけだ!!」


人魚姫がつい自分の指を突きつけてしまいます。


「あれ?これ王子さんが落としたやつじゃね?」

準「王子かは知らんがこの城のやつが落とした物だ。」

「ふーん。で、何でそんなもの持ってるんだ?」

準「偶然拾ったんだ。今外すからその王子とやらに届けてくれ。」


青年が帽子の下から疑わしげな視線を送ります。


「変だな、航海中に海に落としたって聞いてたけど・・・・・・・・・」

準「き、気のせいだ!ちゃんと陸で拾ったぞ!!」

「陸のどこだよ?」

準「え、あ、えーとだな、すぐそこの町中だ!」

「ふーん・・・?町のどこら辺?」

準「うっ・・・・・・・・・。」


予想外に突っ込んだ質問をしてくる清掃員に、人魚姫は言葉に詰まってしまいました。


準「ど、どこで拾ったっていいだろう!俺は落とし物を届けに来ただけだぞ!」

「海ン中に落とした物がひょっこり出てきたんだから、そーゆーわけにもいかないだろ。まあお前が悪いやつだとは思わないけどさ。」

準「う・・・っ。」

「なあ、何でそれ持ってんだ?ちょっと教えてくれるくらいいいだろ?」

準「うぅ・・・・・・っ。」


人懐っこそうな褐色の瞳に見つめられて、とうとう人魚姫は諦めたようにため息をつきました。



【つづく】




また前中後編かよ!っていう。


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