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日常とか感想とか。 九割九分ネタバレで構成されてます。 CPトークもどっさり。
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もうシフォン一人でよくね?なプリキュア。
すごい勢いで物語が収束に向かってる感。

っていうか。

<ネタバレ>
フレプリはやはり1年で終了のようで・・・。
うおぉ、ハートキャッチプリキュアってなんぞ・・・!
フレプリもプリキュアっぽくない絵柄だったけど、今度もまた画風が・・・。
あ、でもすごい”なかよし”っぽい絵柄ではある気がする。おジャ魔女とかそっち系。
フレプリはどっちかというと大友路線を狙った感じだったけど、それが失敗だったのかなあ。
ハートキャッチは普通に幼女路線な気がする。
でもデザインとか結構好きだなあ。

しかしハートキャッチってなんぞ。
・・・フレプリのグランドフィナーレしか思い浮かばんぞ、ハートキャッチ。
</ネタバレ>


そういや絶望の淵に沈んでた和希君には萌えておくべきだったんだろうか。
でもなー、和希君って十代に比べて声が低すぎるんだよなー。
十代っぽかったら萌えたかも知れないけれども!
基本的に声優萌えしないからなあ・・・キャラに思い入れがないと萌えようがないぜ・・・!
て言うか十代の声は意識して高めにしてたんですかね、けんぬ。
ショタキャラの赤丸なんかはまだ十代っぽかったけど、普通の青年キャラはあんまり十代っぽくない気がする。
あれが地声なのかな。

あ、タルトは声抜きにしても可愛いと思います^p^
ちゃっかりウェスターさんをやっつけちゃうとか・・・恐ろしい子!
よくよく考えると今回シフォンとタルトしか活躍してなかったね!(笑)
あ、プリキュアもちゃんとグランドフィナーレしたか。





また他ジャンルかよ!
なので続きに十万小話。白雪姫後編。








小話とか言うけど地味に長いよ!





崩壊する童話5題(配布元:確かに恋だった様




2.白雪姫はりんごアレルギー(後編)
※特に女体化というわけではないけど準がお姫様。




小人のセクハラに悩まされつつも、白雪姫は持ち前の適応能力の高さでそこそこ平穏に暮らしていました。
森の中の家にやってきて一ヶ月、家事なども少し出来るようになってきていました。


準「ええいアイツら・・・毎度毎度加減を知らんのか・・・!!」


白雪姫が腰をさすりながら机に突っ伏します。
いつもは小人たちで賑やかな家の中ですが、今はみんな出払ってしまっていてとても静かでした。
白雪姫がほんの少し寂しそうに唇を尖らせます。

その時、家のドアをノックする音が聞こえました。


準「?」


誰かが来ることなんて滅多にない家なのに珍しい・・・世間知らずの白雪姫は警戒せずに扉を開けてしまいます。
目の前に立っていたのはフード付きのローブをを目深に被った二人の老人でした。


準「・・・誰だ?」

老人「おや、これは美しいお嬢さん。」

準「誰がお嬢さんだ。」

老人「私、今日隣に越してきた者なのですが、ご挨拶をと思いまして・・・・・・。」

準「隣?そうか。」


こんな山の中の家に隣も何もあったものではないですが、白雪姫は気付きません。


老人「つきましてはお近づきの印にリンゴでもいかがですか?甘くておいしいですよ・・・。」

準「ん、リンゴか・・・。」


疑いなくリンゴを受け取る白雪姫に、老人はほくそ笑みました。
この老人、実は長作と正二の変装だったのです。(無理があるってレベルじゃないですね)
城から逃げ出した白雪姫を連れ帰るため、わざわざこんな森の中にやって来たのでした。
普通に来てまた逃げられては大変なので、リンゴにしびれ薬を盛っていたのです。


老人「新鮮な内に食べるのがおいしいですから、どうぞここでお食べくださいな。」

準「・・・・・・・・・・・・。」


作戦成功を確信する長作と正二とは裏腹に、白雪姫はなかなかリンゴに口をつけようとしません。


老人「・・・?」

老人「どうしましたか?」

準「う・・・・・・・・・い、いや・・・・・・。」

老人「お近づきの印なんですから、どうぞ食べてくださいな。」

準「・・・・・・うぅ・・・・・・・・・っ。」


白雪姫は困り果てた様子でリンゴを突き返しました。


準「や、やっぱりダメだぁっ!」

老人「!?」

老人「な、何がダメなのだ!?」

準「う・・・っ、赤は・・・・・・赤はダメなんだぁっ!!」

老人「赤?」

十代「おーい万丈目ぇ、何やってんだよ?」


予想外の事態に狼狽える長作と正二の後ろから、能天気な声が聞こえてきました。
小人たちが帰って来たのです。


十代「そいつ誰?」

老人「っ!!;」

十代「あれ?」

十代「国王サマと大臣サマじゃん。何でこんなとこにいるんだよ?」

準「な、何ぃ!?兄さんたち!!?」

十代「へ?兄ちゃん?」

老人「くっ・・・!」

老人「バレては仕方ない・・・!!」


二人は颯爽とローブを脱ぎ捨てました。


長作「よくぞ見破ったな、準!!」

正二「流石と言おうか・・・!」

十代「いや見破ったの俺だろ。」

準「に、兄さんたち・・・!俺を連れ戻しに来たのか・・・!」

長作「その通り!お前は我々の決めた相手と婚姻を結ぶのだ!!」


万丈目兄弟は小人の冷静なツッコミもスルーです。


十代「ていうかあんたら万丈目の兄ちゃんなのかー。」

十代「義兄ちゃんかー。」

正二「今腹立たしい呼び方をしなかったか!?」

長作「ええぃ何だコイツらはワラワラと・・・!」

十代「えー?未来の義弟?みたいな?」

長作「何っ!?認めんぞ!!」

正二「くっ、悪い虫がついていたとは・・・!」


二人がガックリと膝をついた拍子に、リンゴが籠からゴロゴロと転がり出ました。


十代「ん?何だ、このリンゴ?」

長作「ぬっ!?これは準に持って来たものだ!」

十代「へー、だってさ。万丈目。」

準「う・・・っ・・・・・・。」

正二「なぜこんなにもおいしそうなリンゴを食わんのだ、準!」

準「うぅ・・・っ;」

十代「あれー?万丈目、リンゴ嫌いだったっけ?」

準「き、嫌いではない・・・・・・・が、見てるとなぜか動悸・息切れ・目眩が・・・・・・・・・。」

長作「準が病気に・・・・・・!!」

正二「こんな何が繁殖しているかも分からないボロ家なんぞに暮らすから・・・!!」

十代「失礼だなー。」

十代「でも万丈目、前は普通にリンゴ食べてたのになー。」

準「むう・・・。その小さくて赤くて丸いものがゴロゴロしてるのを見るとなぜか具合が悪くなる・・・。」

長作「ああ、なんということだ!!」

正二「もうこんな所には置いておけん!帰るぞ!!」

十代「・・・・・・いや、っていうかさあ。」

十代「万丈目、それって恋じゃね?」



三兄弟『・・・・・・・・・・・・・・・は?』



準「・・・・・・ちょっと待て、なぜそうなる。」

十代「えー?だってリンゴ見ただけで俺たちのこと思い出してドキドキしちゃうんだろ?」

十代「それは恋って言うんだぜー?」

十代「何だよ、そんなに一人で留守番は寂しかったのかあ?」

準「な、ななな何を勝手なことを・・・・・・!!」

十代「しょーがねーなあ、今日はいつも以上に可愛がってやるよv」

準「~~~っ!!///」

長作「ま、待たんか!!」

正二「準は無理矢理にでも連れ帰るぞ!!」


家の中に入ってしまいそうになる小人たちと白雪姫を、兄二人は慌てて引き留めました。


十代「何だよ、空気読めよ~。」

十代「せっかくこれから愛を深めようって時に・・・・・・。」

長作「認めん!認めんぞ!!」

正二「お前らのような馬の骨が準にふさわしいわけなかろう!!」

十代「・・・・・・じゃ、馬の骨じゃなければいいってことか?」

長作「何?」


7人の小人たちがててて・・・と集まります。
次の瞬間、ボフンと大きな煙が辺りを包みました。


準「な、なな何だ・・・・・・っ!?」


煙の中から現れたのは、小人ではなく高貴そうな真紅の衣装に身を包んだ王子様でした。


十代「やー、俺も結婚だ何だってめんどくさくて家出したクチなんだよ。奇遇だなー。」

準「・・・・・・・・・・・・(呆然)」

十代「つまり俺らが結婚したら万事解決だなあ?」

準「な、なな・・・・・・・・・・・・!!」

十代「じゃ、そーいうわけで義兄さん、俺ら幸せになるんで。」


王子様は翼を広げたかと思うと、白雪姫を抱え上げて飛び立ちました。


長作「ま、待て!王子だか何だか知らんが認めんぞ!!」

正二「降りてこーい!!」


王様たちの声などどこ吹く風、王子様は悠々と飛び去ってしまいました。





準「ていうか俺は一言も了承してないぞ!!」

十代「え?するだろ?結婚。」

準「なっ!!!///」

十代「・・・するよな?」

準「・・・・・・・・・っき・・・・・・・・・」

十代「ん?」

準「貴様が、どうしてもと言うなら・・・し、してやらんでも・・・ない・・・・・・!」

十代「はは、素直じゃねーの。」



3日後、王子様の国で盛大な結婚式が行われたそうな。
そして隣の国では、王様たちが白雪姫を思って三日三晩むせび泣いたとか。



*おしまい*



長!予想外に長!!
結局十代は前回に引き続き王子様でしたとさ^p^
ていうかもう白雪姫じゃない!!


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